ディスカウント店大手のトライアルカンパニー(福岡市)は13日、
スマートフォン(スマホ)などを駆使して運営を効率化し、
有人レジも廃止!
人員を従来型店より4割削減する。
夜間の完全無人化を可能とした「スマートストア」の新業態店を福岡県大野城市に開く。
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トライアル/無人レジ使用方法や今後店舗の場所。技術内容がすごい!
新店では、レジに並ばず精算できる
「スマートカート」に加え、スマホの専用アプリでの決済システムを導入。
カメラで客の属性や購買情報を集め、品ぞろえに生かす。
同様の店舗を来年に10店前後出し、将来的には全国展開する方針。
24時間営業で、夜間は初めて無人化を実現。
店内には計200台のカメラを設置し、在庫状況や客の行動を分析。
パナソニックと連携して、
飲料などの冷蔵ショーケースには、
人物認識カメラを設置した。
手に取った客の性別や年齢といった属性情報を収集し、
品ぞろえや配置に生かす。
午後10時から午前5時まではスマホをかざして入店する。
酒やタバコへの対応のため当面店員を1人配置するが、
基本的には支払いから退店まで客自身で行う。
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トライアル/無人レジ画像
パナソニックのディープラーニング技術を活用し、
既存の冷凍・冷蔵ショーケースに内蔵したカメラの画像から、
在庫状態や商品に対する客の行動、属性(年齢、性別など)を自動認識。
POSデータでは得られなかった非購買データの収集にも取り組む。
店内の陳列棚にある約1万2000枚のプライスカード(値札)を電子化し、
価格表示を変更できるようにする。
この他、需要と供給に応じ、
価格を変えるダイナミックプライシングも行う。
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