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ふるさと納税 黒字の函館、大間原発の建設凍結に。ランキングベスト・ワースト10!

函館の収支が、赤字から大幅な黒字に!

寄付額使途の一つに「大間原発の建設凍結」

を設けたことも、寄付拡大を大きく後押しした様子。

 

格差が広がる寄付獲得額。

ランキングトップ10とワースト10を

調査しました。

ふるさと納税 黒字の函館「返礼品ベスト3」。

函館市ふるさと納税

2017年度の収支:約4464万円の”黒字”

 

前年度7733万円だった赤字額が、

2017年度から返礼品の提供を本格的に始めると

寄付獲得額が増大し、赤字を回避!

 

使途の1つに「大間原発の建設凍結」を設けたことも、

寄付拡大を大きく後押ししたようです。

 

 

<人気ベスト3>

①数の子松前漬け(カネニ藤田水産)

②レトルトカレーセット(五島軒)

③スナッフルスのふるさとギフト

(ペイストリースナッフルス)

昨年4月から1万円以上の寄付者が、

返礼品170品目の中から選べます。

 

 

●今年度の寄付状況(15日時点)

件数:860件(17年度比287件減)

金額:約2625万円(約1146万円減)

このうち、

大間訴訟費用は223件、786万4000円。

ほぼ大間が減少分に当たります。

大間原発の建設凍結のためにと前年に殺到した

寄付の勢いが、時間の経過から鈍ったようです。

 

函館市市財務部のコメント:

「寄付のピークは例年12月なので、

見通しが立たない。首都圏での新聞広告や

返礼品の充実を図るなど見直しを随時行い、

寄付獲得に努めたい」

としています。

市区町村 ランキング トップ10!

平成28年度のランキング1位は、宮崎県都城市。

・受入額は約73.3億円

・受入件数は約52.8万件

 

1位のヒミツは、都城市の返礼品は、

1万円台だけで100種類を超えるラインナップが

取り揃えられている点。

そしてその大半が、鶏・豚・牛という肉となっています。

 

 

都城市役所 総合政策部の担当者:

「都城市では、市の戦略として14年から

シティプロモーションに力を入れ、”肉”

に特化して都城市を知ってもらおうとしていました。

 

それとほぼ同時期にふるさと納税の人気が

出始めたので、シティプロモーションの

対外的なツールとして活用できないかと考え、

返礼品を”肉”の2つに絞ってイメージ戦略

に取り組んできました。

 

資産性の高いものを用意するよりも、

手を出しやすい価格帯の品を多くしたことで、

多くの方に知っていただき、

件数が増えたのではないかと考えています。」

 

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地産ブランドとネットの力をうまく使った

好例と思います。

 

九州産ではなく、都城産であるという

「そこでしか買えない」絶対的なブランドにより、

地域への経済波及効果が非常に大きいと感じます。

 

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逆に、多くの方がご存知の「宇治茶」ですが、

真逆の状態で苦戦していると、茶農家の方に

聞きました。

特許上、指定された製造法なら

宇治で作っていなくも良く、

三重、滋賀、京都で宇治茶が乱立しているそうです。

 

結果、本家の宇治茶が買い叩きに遭っていると。

 

地産ブランドは、作るだけでなく

先を見通した”特許”も整備する必要があります。

市区町村 ランキング ワースト10!

ランキングを参照するとわかる通り、

ワースト1位には「受入額0円・受入件数0件」で

3自治体が並んでいます。

 

この3自治体はいずれも返礼品を設けていない。

 

北海道・泊村は北海道後志総合振興局管内にあり、

北海道で唯一の原子力発電所・泊原発を擁している。

 

2008年度の制度開始以来、

<0件・0円>が続いている理由について、

泊村役場総務課のコメント:

 

「小さい村なもので、返礼品になるものがない。

特産品を開発したいと考えているが、

全村あげて取り組まないと進まず、遅れている。

関係各課で協議をしている段階です」

 

印象を受けたのが、

やや諦めムードが蔓延しているのかなという点。

 

ワーストランキングに載ってしまいましたが、

「逆に知名度を獲得した!」という

ある意味追い風かと思います。

 

リーダーを立てて、何か1つでも商品開発に

取り組んでほしいと感じます。

まとめ