事件

阿波踊り 総踊り今日は開催か。約400年の歴史、阿波踊りの起源ストーリー

「阿波踊り総踊りやります!!」

 

威勢のいい声とともに、

観客らから大きな拍手が巻き起こりました。

 

今日は果たして!

総踊りは実行されるのか!?

 

 

有名連(グループ)の踊り手約1500人が

13日夜、実行委の決定に反して

名物の「総踊り」を披露しました。



昨日13日、総踊りを強行。観客は拍手喝采

徳島市の阿波おどりの見どころの1つ「総おどり」。

 

総踊りは有名連の踊り手たちが終演間際に、

市内の演舞場の一つ「南内町演舞場」に集まって

披露する一斉演舞。

1970年代半ばに始まったとされ、

阿波踊りの”象徴”として人気があります。

 

2007年公開の映画「眉山」の

クライマックスシーンにも使われました。

 

 

4億の赤字改善を”目的”に、

市を中心とする実行委員会は

”総踊りの中止”を決めていました。

実行委員会は運営改善の一環として1000人を超す踊り手らが1つの演舞場に集まって踊る「総おどり」を中止し、新たに4つの演舞場に分かれて披露する演出に変更しました。                 (NHK news)

・・・ただ、前年比のチケット売上高は9%減。

施策の効果がなかったことは明らかでした。

 

 

その決定に反発し、

有名連の団体「阿波おどり振興協会」は

13日夜、市と真正面から激突。

独自に「総おどり」を実施しました。

 

この団体に所属する14のグループのおよそ1200人の踊り手が参加し、120メートルほどの道路を踊りながら進むと、周辺には大勢の観客が詰めかけました。(NHK news)

 

 

独自の「総おどり」決行 賛否の声

・東京から毎年、

阿波おどりを見に来ている3人組の若者:

「今までにない盛り上がりで、

見てるほうも緊張感があってよかった。

ぜひ続けてほしい」

 

・地元の70代の男性:

「子どもが押しつぶされそうな感じで危なかった。

こういう道での総おどりはやめたほうがいい」

 

 

観光客、地元の方で

意見は賛否両論となりましたが、

 

今回は、例年の南内町演舞場で行われるように

踊り手との間にあるバリケードがなく、

「触れられる距離」

で行われる総踊りでした。

 

観客は大興奮、

拍手喝采でありました。

 

 

総踊り、今日14日、明日15日は開催か。

日付変わって今日、

14日、15日は「総おどり」を行わない考え

を明らかにしました。

 

「総おどり」を実施した阿波おどり振興協会の

山田実理事長は終了後、

報道陣に対し

「本来は演舞場の広いスペースが必要。

今後、実行委員会と知恵を出し合うことが必要だ」

と話し、

14日と15日の残りの期間中は、

独自に「総おどり」は実施しない考えを

明らかにしました。

 

「総おどり」の中止を呼びかけていた

実行委員会の委員長をつとめる

徳島市の遠藤彰良市長は、

「演舞場以外での大規模な踊りは、

大変危険なため再三にわたり実施しないよう

求めてきたが、それを無視して行われたことは

誠に遺憾。今後の対応は実行委員会で十分協議したい」

というコメントを出しています。

 

 

まだまだ今日明日と続く阿波踊り。

 

今後、阿波おどりの運営をめぐる混乱が

どのような形で収束するのか注目されます。




約400年の歴史、阿波踊りの起源ストーリー

「日本三大盆踊り」

のひとつ。

阿波踊りは徳島県発祥の伝統芸能です。

 

お祭りのために日々練習を重ねた踊り子たちが

徳島市に集い、楽器の生演奏とともに

力強く笑顔で舞います。

踊り子は約10万人が出場し、

本番期間は8月12日から15日までの4日間。

 

 

「この日のために、他の360日がある!」

と語る友人がいました。

「徳島県民は真面目で大人しい県民性」

と、昔ケンミンショーでやっていましたが、

阿波踊りシーズンになると豹変するようです。

 

●起源

阿波踊りの始まりは約400年前に遡り、

その起源はおもに3つの説が有力とされています。

 

①「徳島城築城起源説」

徳島藩の武将が徳島城の城主となった際に、

城下の町民が踊ったことを始まりとする説

 

②「盆踊り起源説」

地域の盆踊りを起源とする説

 

③「風流踊り起源説」

能楽の元とされる”風流踊り”を起源とする説

 

 

いずれの説の場合も共通しているのは、

民衆とともに阿波踊りは生まれ、

民衆の生活や文化とともに発展していった点でした。

地元とともに育った文化であります。

 

大正時代末期から昭和時代まで、

ラジオやポスターなどを通して徳島県外へ紹介され、

全国へ認知されるようになりました。

 

第二次世界大戦により一時期活動が自粛されますが、

戦後は復興の象徴として阿波踊りを踊る人が急増し、

全国へと阿波踊りの文化が広がっていきました。

 

 

●踊り方

大きく3つに分類でき、

これを「阿波踊り三大主流」と呼びます

 

①「のんき調」

・1925年(大正14年)に創設された

老舗連”のんき連”から生まれた。

・のんき調の男踊りは、背筋を伸ばして腰を落とし、

つま先を立てて足を運ぶ動きが特徴。

・三大主流の中では、

もっとも明るく親しみやすい雰囲気の踊りです。

 

僕はこの流派から、

阿波踊りの世界に引き込まれました。

 

 

②「娯茶平調(ごぢゃへいちょう)」

・有名連”娯茶平”から生まれた。

・「娯茶平調」は、ゆったりとした正調の

お囃子に合わせた動きが特徴。

・男踊りは地を這うように腰を低く落とし、

うちわをさばきながら、すり足で歩みを進めます。

 

③「阿呆調」

・有名連”阿呆連”から生まれた。

・「阿呆調」は、三大主流の中でも

特に豪快に激しく踊ることが特徴。

男踊りは前傾姿勢でリズミカルに動く。

・手には提灯を持つことが多く、

その見事な手さばきには圧倒されます!

 

●「男踊り」と「女踊り」

・男踊り

浴衣か法被(はっぴ)を着て、足袋を履いて踊る。

自由に大きく踊るダイナミックな動きが特徴で、

基本的には素手で踊るが、

時には団扇や提灯を持って踊ることもあります。

 

・女踊り

浴衣を着て編み笠を被り、下駄を履いて踊る。

上品にしなやかな動きが特徴で、

すり足で前進をしていきます。

 

●阿波踊りに欠かせない楽器「鳴り物」

阿波踊り特有の二拍子リズムを奏でるのが、

鳴り物と呼ばれる楽器隊です。

この鳴り物の生演奏を聴くことが、

阿波踊りの魅力のひとつとなっています。

 

鳴り物として使用される楽器には、

主に以下のものがあリます。

 

・鉦(かね)

「チリンチリン」というよく響く高い音が特徴。

演舞の踊り始めの時や、

テンポアップする際の合図などを行い、

演舞をリードする楽器となっている。

連長など阿波踊り熟練者が担当することが多い。

 

・笛(ふえ)

日本の伝統的な横笛の「篠笛」が多く用いられる。

情緒を感じる旋律を奏で、澄んだ音が特徴の楽器。

 

・三味線(しゃみせん)

笛と同じメロディ楽器で、歯切れの良い音を奏でる。

 

・大太鼓(おおだいこ)

「ドンドン」と響く大きな豪快な音が特徴で、

阿波踊りの躍動感やダイナミックさを

演出する役割を担っている。

 

・締太鼓(しめだいこ)

大太鼓と比べて小ぶりな太鼓で、

軽快な音を奏でる。

大太鼓と揃って演奏されることが多い。

 

・鼓(つづみ)

お囃子のアクセントとなる音色を奏でる楽器。

鼓で「合いの手」を入れることで、

演奏を引き締める効果がある。

 

 

地元の祭り等でお囃子をやっていた方には

馴染みのある楽器ばかりではないでしょうか?

僕も18年ほど「篠笛」をやっていますが、

和楽器の音はなんとも心地よく祭りを盛り上げます!

 

 

◆そして全国へ

現在は全国各地で阿波踊り祭りが行われてします。

・「東京高円寺阿波おどり」

・「南越谷阿波踊り」

 

これらは「徳島市阿波おどり」とともに

日本三大阿波踊り

に数えられるています。

 

「東京高円寺阿波おどり」は、

毎年8月下旬にに開催されます。

会場は、JR高円寺駅、東京メトロ・丸ノ内線新高円寺駅周辺の商店街や通り。

観客は約88万人が来場し、

首都圏最大規模のお祭りとなっています。

2018年の開催日程は8月25日・26日。

 

他、

「東京大塚阿波おどり」:8月25日。大塚駅周辺。

「初台阿波踊り」:9月22日、23日。渋谷区。

 

まだまだ本番の阿波踊り。

ぜひお楽しみください。

 

まとめ

・有名連の踊り手約1500人が13日夜、実行委の決定に反して名物の「総踊り」を披露。14、15日は総踊りを行わない考え。

・阿波踊りの歴史は約400年。徳島を超えて各地域でも盛り上がり。

読んで頂きありがとうございます。