事件

堀内宥希 筒井真紀子との過失責任割合は?3分で分かる「左折巻き込み事故責任」

埼玉県入間市で、自転車の堀内宥希さん(15)が

筒井真紀子(67)の乗用車にはねられ死亡しました。

 

過失の責任割合はどれほどなのか?

今回はこの疑問を解決します。

<読了:3分>




事故の経緯、乗用車にはねられ死亡。

19日午前7時20分ごろ、

自転車に乗って横断歩道を渡っていた

近く住む高校1年生の堀内宥希さん(15)が

前方から左折してきた乗用車にはねられました。

 

現場は埼玉県入間市向陽台の市道交差点。

 

 

堀内さんは病院に運ばれましたが、

胸を強く打っていて1時間半後に死亡しました。

 

乗用車を運転していたのは、

埼玉県狭山市水野の無職、筒井真紀子容疑者(67)。

警察は、過失運転傷害の疑いで、

その場で逮捕しました。

 

 

容疑者の供述はこちら

「ぶつかるまで気付かなかった」

 

事故は、朝一に、

部活動へ向かう途中であったようです。

 

・・・かなり急いでいたのでしょう。

 

 

筒井真紀子容疑者も高齢であったことから、

「後方、左方確認不足」が露呈してしまいました。




恐怖の左折。「巻き込み事故」とは

●巻き込み事故とは

巻き込み事故とは、

主に交差点を右左折する自動車が、

交差点を直進しようとした二輪車(バイクや自転車)

と接触した場合の交通事故のことを言います。

 

(交通事故の交渉術参照)

 

自転車と自動車の死亡事故において、

18.2%がこのシチュエーションで起きる交通事故

となっており、左折巻き込み事故とも呼ばれます。

 

安全講習などでも必ず題材として

取り上げられるものでもありますが、

似たようなケースとして

「サンキュー事故」などがあります。

(サンキュー事故:対向右折車 対 自転車)

 

 

この巻き込み事故で問題になるのが、

「加害者と被害者のどちらが悪いのか」

 

という過失割合になります。

巻き込み事故の過失責任割合は?

「(財)日弁連交通事故相談センター」

から発行されている

交通事故損害額算定基準」を参考にした

過失割合の数値をご紹介します。

 

事故の症例にあったパターンを参照してください。

 

二輪車(自転車)が直進・自動車が左折する場合
事故容態 過失割合
二輪車

(自転車)

自動車
直進二輪車(自転車)と
左折自動車
自動車が先行していた場合 20 80
自動車が後行していた場合 10 90
直進二輪車と追越し左折自動車 10 90

 

 

また、以下の場合は修正の対象となります。

・大回り左折や鋭角進入など、誤解を与える曲がり方をした場合。

・二輪車(自転車)が直近に迫っているにもかかわらず、自動車が見落としたり、強引に左折をした場合。

修正要素

修正要素 過失修正要素 二輪車 自動車
単車の著しい前方不注視 +10
単車の15km以上の速度違反 +10
単車の30km以上の速度違反 +20
単車のその他の著しい過失 +10
単車のその他の重過失 +20
自動車の大回り左折・進入路鋭角 +10
自動車の合図遅れ +5
自動車の合図なし +10
自動車の直近左折 +10
自動車の徐行なし +10
自動車のその他の著しい過失 +10
自動車の重過失 +20

 

 

今回の事故の場合、

基本的にこのような過失割合となるでしょう。

 

①自動車が先行していた場合

自転車20%:車80%

②自動車が後行していた場合

自転車10%:車90%

 

(さらに修正によ10〜20%前後する可能性)

 

 

過失割合の基本を決めているのは、

加害者側の保険会社になりますが、

原則的には自動車の方が過失割合は大きなものに

なっていきます。

 

 

正しい過失割合となるよう、

これらを意識するのが良いかと思います。

・現場の写真を残して置く
・状況の記録を取っておく

 

 

・・・・・・・

 

基本的に、

今回のような事故は車の過失が大きいです。

 

上記に数字で示したような

「過失割合」を念頭に、

自動車の運転に臨んでほしいと思います。

まとめ

・埼玉県入間市で、自転車の堀内宥希さん(15)が筒井真紀子(67)の運転する乗用車にはねられ死亡。

・過失割合は、「自転車20%:車80%」もしくは「自転車10%:車90%」

読んで頂きありがとうございます。